インディケーターバンク
インディケーターバンク HMA
HMAの考え方について
Nortonのファイルインサイトでインディケーターが削除されてしまう場合の対処法
今日ご紹介するしろふくろうのオススメインディケーターは「HMA」という移動平均線です。
HAL移動平均線(HMA、Hull Moving Average)はアラン・ハル(Alan Hull)によって開発された移動平均線です。
この移動平均線の原理は2本の線形加重移動平均線(WMA)を使い、期間の平方根を使用して計算します。
そして他の移動平均線に比べ他の移動平均線と比べて価格変動への反応が早いことが特徴です。
計算式は頭がクラッとなるくらい数学的ですので割愛させていただきますが、この移動平均線の特徴をうまく伝えることができればきっとトレードのヒントに役立つことと思います。
※インターネットで検索すると計算式が見つかりますので興味のある方はそちらでご確認ください。
またHAL移動平均線から派生したインディケーターも多くありますが、まず今回はMetaQuotes社が配布しているオリジナルのものをご紹介したいと思います。
HMAチャートとは?
こちらが「HMA」を表示したチャートになります。
MT4には次のような移動平均線が標準で装備されています。
- Simple(SMA)・・・単純移動平均線
- Exponential(EMA)・・・指数平滑移動平均線
- Smoothed(SMMA)・・・平滑移動平均線
- Linear Weighted(WMA)・・・線形加重移動平均線
今回ご紹介するHMAはその中でも最も素早くチャートの変化に反応する移動平均線です。
↑のチャートでは赤色の移平均線はHAL移動平均14期間、そして青色が20期間で、この2つのHMAを組み合わせてチャートシステムにしてみました。
シンプルに赤色の短期の移動平均線と青色の長期の移動平均線のゴールデンクロスとデッドクロスをエントリーのタイミングとすることにより、1本のHAL移動平均線より正確なエントリーが出来ると思います。
具体的にエントリーのタイミングを整理してみましょう。
買いエントリー
赤色と青色のHAL移動平均線のゴールデンクロス、かつローソク足が赤色の移動平均線より上
売りエントリー
赤色と青色のHAL移動平均線のデッドクロス、かつローソク足が赤色の移動平均線より下
手仕舞いはエントリーと逆のサインのタイミングとなります。
使い方
HMAチャートの使い方はこちらの動画をご覧ください。
インストーラーのダウンロード
今回ご紹介したHMAチャートを簡単にインストールできるインストーラーを作成しましたので、ご活用ください。
ダウンロードボタンをクリックすると、ZIP形式の圧縮フォルダがダウンロードできます。
Nortonのファイルインサイトでインディケーターが削除されてしまう場合の対処法
ダウンロード方法はこちらのビデオを参考にしてください。
インストール手順書を参考にインストーラーを使って、お使いのMT4へインストールしてください。
カスタムインディケーター、チャートの表示方法
インストールが完了したらメタトレーダー(MT4)のメニューから「チャート」→「定型チャート」と進みます。
その中に「Mt4_hma」が表示されていれば、インストールは正常に終了しています。
お好きなチャートにHMAを反映して、お使いください。
チャートへの表示方法はこちらのビデオを参考にしてください。