インディケーターバンク
インディケーターバンク Daily Range Calculator
Daily Range Calculatorの考え方について
Nortonのファイルインサイトでインディケーターが削除されてしまう場合の対処法
こんにちは しろふくろうです!
今回はMT4の製造元MetaQuotes社が提供しているお役立ち系インディケーター「Daily Range Calculator」をご紹介したいと思います。
今回ご紹介するDaily Range Calculatorインディケーターは実際のトレードでも損切りや利食いの目安に使うことができる非常に便利なインディケーターです。
Dayly Range Calculatorはその名の通り一日のレンジ(値幅)をベースにいろいろな情報をまとめてサブウィンドウに表表示してくれます。
他のインディケーターと組み合わせて使うと、レジスタンスや利食い値なども参考になりますので、移動平均や平均足などでトレンド方向を見極めて、サポートとレジスタンスをDayly Range Calculatorで確認するという使い方も可能です。
Daily Range Calculatorチャートとは?
こちらが「Daily Range Calculator」を表示したチャートになります。
このようにサブウインドウにCCIが赤色と青色で表示されます。
- ①Prev 1 Day Range 〜20 Day Range
- 過去1日のレンジ、過去5日のレンジ、過去10日のレンジ、過去20日の平均レンジを表示。
- ②Average Dayli Range
- ①の4つの期間の平均値
- ③Room UP、Room DN
- Roomは余地という意味で、Daily Average Rengeをもとに現在のレートからどのくらい上昇(または下落)余地があるかを示しています。
- ④Risk to Reward Ratio
- Maximum StopLossesを計算するための数値でパラメーターで設定が可能。
- ⑤Maximum StopLosses
- ③のRoom UP、Room DNをRisk to Reward Ratioで単純に割った値でLong、Shortのそれぞれを表示
- ⑥Daily High、Daily Low
- 今日の高値と安値の値です。
この情報の使い方ですが、当然ながら一日の平均値幅を知っておくことはデイトレードなどでは欠かすことができない重要な情報です。
また、③のRoom UP、Room DNですが、Daily Average Rengeをもとににした現在からの余力余地ですので、買いを検討している時にあまりにRoom UPの値が小さいと高値掴みになる可能性があるという見方ができます。
逆にこの値が大きい時は大きく値幅がとれる可能性があるとも取れますね。
ただあくまでも平均値ですので、これだけでエントリーするのはもちろんダメですが客観的にに上値余地(下値余地)を把握しておくことは有効だと思います。
またこのレンジはパラメーター設定で変更することができます。
一番上の値がRisk to Reward Ratioの変更で、下の3つがそれぞれのレンジの設定となっており、初期値では5日、10日、20日となっています。
海外のトレーダーのフォーラムをみるとリスクマネージメントの観点から1年または半年間のAverageRangeを使うことも有効とされています。
いずれにしてもいろいろなアイデアでボラティリティの把握やリスク管理に有効なインディケーターだと思います。
使い方
Daily Range Calculatorチャートは上記の使い方をご参照ください。
インストーラーのダウンロード
今回ご紹介したDaily Range Calculatorチャートを簡単にインストールできるインストーラーを作成しましたので、ご活用ください。
ダウンロードボタンをクリックすると、ZIP形式の圧縮フォルダがダウンロードできます。
Nortonのファイルインサイトでインディケーターが削除されてしまう場合の対処法
ダウンロード方法はこちらのビデオを参考にしてください。
インストール手順書を参考にインストーラーを使って、お使いのMT4へインストールしてください。
カスタムインディケーター、チャートの表示方法
インストールが完了したらメタトレーダー(MT4)のメニューから「チャート」→「定型チャート」と進みます。
その中に「Mt4_daily range」が表示されていれば、インストールは正常に終了しています。
お好きなチャートにDaily Range Calculatorを反映して、お使いください。
チャートへの表示方法はこちらのビデオを参考にしてください。